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ベルギー代表 チーム編成 右の編集でデータを入力したあと、下の「新しい行として追加」にチェックを入れることで行が増えます 名前 コスト ポジ 所属チーム 備考 編集 - 編集 - 編集 - 編集 - 編集 - 編集 - 編集 - 編集 - 編集 - 編集 - 編集 - 編集 - 編集 - 編集 - 編集 - 編集 抽出テーブル:テーブル-ベルギー代表
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ベルギーリーグ最優秀選手 (Belgian Golden Shoe) Jupilerリーグの最も優れたサッカー選手に与えられる賞。 Year Name Club Country 1954 Henri Coppens Beerschot Belgium 1955 Alfons Van Brandt Lierse Belgium 1956 Victor Mees Antwerp Belgium 1957 Armand Jurion Anderlecht Belgium 1958 Roland Storme Gent Belgium 1959 Lucien Olieslagers Lierse Belgium 1960 Paul Van Himst Anderlecht Belgium 1961 Paul Van Himst Anderlecht Belgium 1962 Armand Jurion Anderlecht Belgium 1963 Jean Nicolay Standard Belgium 1964 Wilfried Puis Anderlecht Belgium 1965 Paul Van Himst Anderlecht Belgium 1966 Wilfried Van Moer Antwerp Belgium 1967 Fernand Boone Club Brugge Belgium 1968 Odilon Polleunis Sint-Truiden Belgium 1969 Wilfried Van Moer Standard Belgium 1970 Wilfried Van Moer Standard Belgium 1971 Erwin Van Den Daele Club Brugge Belgium 1972 Christian Piot Standard Belgium 1973 Maurice Martens Racing White Belgium 1974 Paul Van Himst Anderlecht Belgium 1975 Johan Boskamp RWDM Netherlands 1976 Rob Rensenbrink Anderlecht Netherlands 1977 Julien Cools Club Brugge Belgium 1978 Jean-Marie Pfaff Beveren Belgium 1979 Jean Janssens Beveren Belgium 1980 Jan Ceulemans Club Brugge Belgium 1981 Erwin Vandenbergh Lierse Belgium 1982 Eric Gerets Standard Belgium 1983 Franky Vercauteren Anderlecht Belgium 1984 Vincenzo Scifo Anderlecht Belgium 1985 Jan Ceulemans Club Brugge Belgium 1986 Jan Ceulemans Club Brugge Belgium 1987 Michel Preud homme Mechelen Belgium 1988 Leo Clijsters Mechelen Belgium 1989 Michel Preud homme Mechelen Belgium 1990 Franky Van Der Elst Club Brugge Belgium 1991 Marc Degryse Anderlecht Belgium 1992 Philippe Albert Mechelen and Anderlecht Belgium 1993 Pär Zetterberg Anderlecht Sweden 1994 Gilles De Bilde Aalst Belgium 1995 Paul Okon Club Brugge Australia 1996 Franky Van Der Elst Club Brugge Belgium 1997 Pär Zetterberg Anderlecht Sweden 1998 Branko Strupar Genk Croatia 1999 Lorenzo Staelens Anderlecht Belgium 2000 Jan Koller Anderlecht Czech Republic 2001 Wesley Sonck Genk Belgium 2002 Timmy Simons Club Brugge Belgium 2003 Aruna Dindane Anderlecht Côte d Ivoire 2004 バンサン・コンパニ Anderlecht Belgium 2005 Sérgio Conceição Standard Portugal 2006 Mbark Boussoufa Gent and Anderlecht Morocco
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ベルギーワッフル 2009年2月11日 (水) ビタントニオのバラエティサンドベーカーでベルギーワッフルを焼いてみましたが、材料は家にあるものばかり、作り方も簡単、しかも美味しく焼き上がり、これは素敵な調理器具ですねぇ。 ただ、お店で売られている甘く香ばしいベルギーワッフルの味に近づけるには、かなり大量のバターとお砂糖を入れなくてはいけないので、高カロリーおやつです。 シナボンのシナモンロールほどではないと思いますが、自宅ですぐ作れるだけに、この美味しさは、クセになる怖く甘い誘惑スウィーツとなりそうです。 おいしいもの かなえキッチン : ごはん日記 2009年
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様々なことを綴っていきます。 ベルギー映画『De Leeuw van Vlaanderen』 ベルギー・オランダ合作(1985) 原作:Hendrik CONSCIENCE(1838)De Leeuw van Vlaanderen 監督:Hugo CLAUS 舞台は14世紀のベルギー・フランデレン地方。フランデレンがフランス支配に抗して戦い、"奇跡的な"勝利をおさめた黄金拍車の戦いを中心に描いた物語。フランデレンの人々がフランスの圧制から感情的に団結し、蜂起していく過程も丁寧に描かれている。 民衆は吠えたー"Vlaanderen, De Leeuw!"と。 この映画を監督したクラウスは作中のフランス人を全てオランダ人の俳優に演じさせた。というのも、「フランデレン人にとって、オランダ語という言語は圧制者のことばだから」だとか・・・。(参考:Nederlandse films op dvd) (by inouchi) ベルギー映画『KASSABLANKA』 Ivan Boeckmans Guy Lee Thys (2002) Leilah, fille d une famille conservatrice musulmane, et Berwout, voisin de Leilah, fils d un chômeur nationaliste flamand néo-fasciste, tombent amoureux. Mais leur amour va-t-il trouver sa place malgré la présence du cousin skinhead et le regard inquisiteur de la communauté marocaine sur leurs filles... L histoire se déroule dans le contexte tendu du quartier populaire d Anvers, Kassablanka , une semaine avant le dimanche noir du 8 octobre 2000, quand 33% des anversois votent pour le Vlaams Blok. Ce film souvent drôle, parfois politiquement incorrect, nous offre un regared sur deux communautés apparemment très différentes mais qui se ressemblent par leur violence... "zwarte zondag"を軸にした、ドキュメンタリー風のドラマで、大変興味深い映画でした。物語が進行していく中で、各キャラクターの立場が明確に語られていくものの、敵対している者同士の対話は最後までほとんどありません。 上の映画とは直接関係ありませんが、「ベルギー映画祭」のサイトを見つけました。 FETE DU CINEMA BELGE http //www.filmbelge.be/index.htm フランス語系の映画にかなり偏っていますが・・・現地にいる際チェックしたいと思います。-- inouchi (2007-09-06 23 03 19) test -- inouchi (2008-09-16 22 04 26) 名前 コメント
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ベルギーAA _.. -- ‐─- ... / ____ 、 `ヽ / / . -─- \`ヽ \ . / l '´ . `ト } \ / / / ハ | /ヽ _ \ i i ∧ |\ _ j / ヽ \ `ヽ ) | l | ', |/ Vハ i \\ ‐=ミヽ | l |-=ヽ / r==厶 ! | i\ ヽ ハノ 人 \| ァ=ミx { ' トu'} | .| | ,ハ ノ \ ヽ弋リ ` ´ ̄ノ^| ノ / ′ { \_j_,´ ' _ _, /!/__/| . \ _ ノ-.. ___ /|_j{__,| | r‐‐(⌒) 、 } /⌒ト、 |\|_∧_{〈_ト、 /\ミ三彡}\/__ | }仁iス仁〉ー一′ ヽ. 二二<⌒ヽ }_,|__〉ト-'|\\ ` ー'r┴‐ミート=ハ__} / /[\ 丁二[ 人 \ク' | |j_] 〉 / /\___ト、_ イ | { | | . \ヽ ノ ノ `Y´兀ハフ´ /\ {′ 《__/ ヽヘ ∨ {__〉 ~
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アルベール1世ベルギー1875~1934統率:C 武力:C 政治:D 知力:C 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------ベルギーの第3代国王。レオポルド1世の孫。 オードリー・ヘプバーンベルギー(ブリュッセル)1929~1993統率:C 武力:E 政治:D 知力:C 文化:B 魅力:A--------------------------------------------------------------------------------アメリカで活躍した映画女優。第二次世界大戦中に反ナチ運動をする。映画界を引退後、ユニセフ親善大使となる。代表作に『ローマの休日』、『麗しのサブリナ』、『マイ・フェア・レディ』、『ティファニーで朝食を』、『オールウェイズ』など多数。『銀幕の妖精』と賞賛された。 ジョルジュ・ルメートルベルギー1894~1966統率:D 武力:D 政治:D 知力:A 文化:A 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------カトリック司祭。宇宙物理学者、天文学者。宇宙創生の『ビッグ・バン理論』の元となった『膨張宇宙論』を提唱した。 ボードゥアン1世ベルギー1930~1993統率:C 武力:D 政治:C 知力:C 文化:D 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------ベルギーの第5代国王。第4代国王レオポルド3世の長男。在任中に植民地だったコンゴ共和国が独立を果たした。 モーリス・メーテルリンク(本名:モーリス・ポリドール・マリ・ベルナール)ベルギー(ヘント)1862~1949統率:C 武力:D 政治:C 知力:B 文化:A 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------詩人、劇作家。メーテルリンク伯爵。生命と死の主題を扱った『青い鳥』でノーベル文学賞を受賞する。第二次世界大戦が勃発すると、ドイツのベルギー占領を批判した。国際ペンクラブの第4代会長。 レオポルド2世ベルギー1835~1909統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------ベルギー王国ザクセン=コーブルク=ゴータ家の第2代国王。ベルリン会議でコンゴ自由国を建設し植民地とした。コンゴの民衆に対してひどい扱いをしたことでも有名だが、妻子に対しても冷たい人物であったという。成年男子に限る普通選挙法が制定された。 レオポルド3世ベルギー1901~1983統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:D 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------ベルギーの第4代国王。アルベール1世の息子。在位中に第二次世界大戦が起こり、ナチス・ドイツに占領されてしまう。
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第97回研究会 ブリュッセル大会 2024年3月8日(金)14 00-17 45@ブリュッセル自由大学(ULB) 【発表】中條健志(東海大学):移民ミュージアム「MMM」の活動とその目的 【発表】吹田映子(自治医科大学):フランス・マゼレールの作品と生涯 【発表】後藤加奈子(リエージュ大学):幕末明治期の開港地横浜における外国人社会とベルギー人-「ジャパン・パンチ」に見られる「ベルギーいじり」について 第96回研究会 2023年9月23日(土)14 00-17 30@徳島大学 【発表】井内千紗(拓殖大学):オランダ語圏における文学対外普及の実態 【発表】白田由樹(大阪公立大学):アール・ヌーヴォーの変容と社会主義グループの動向をめぐる考察:1897年の万博コンゴ展示をめぐる『現代芸術』誌と『民衆』紙の記事から 【発表】中條健志(東海大学):日白交流史年表の検討 第95回研究会 2023年7月22日(土)13 30-16 45@拓殖大学(ハイブリッド開催) 【発表】阿部孝子:三島由紀夫におけるヴェルハーレン「午後の時」第11連 【話題提供】中條健志(東海大学):ベルギー王国大使館別荘特別公開に参加して 【発表】大西愛子(フランス語翻訳者):バンド・デシネとベルギー La Bombe の中のベルギー 【報告】岩本和子(神戸大学):(1)WBI 助成によるベルギーフランス語文学翻訳プロジェクト、(2)スネッフ城レジデンスの「翻訳者たち」 第94回研究会 2023年5月13日(土)14 00-17 15@西宮市大学交流センター(ハイブリッド開催) 【発表】馬場智也(京都大学大学院博士課程)「マリー・ゲヴェルス、マドレーヌ・ブールドゥクス作品にみる私的空間――「アンティミスム」の再解釈に向けて」 【訳書紹介】吹田映子(自治医科大学)「アリックス・ガラン『わたしを忘れないで』(太郎次郎社エディタス、2023年)」 【発表】永井友梨(リエージュ大学博士課程)「ジェームズ・アンソールに関する報告 ①研究テーマ:アンソールとジャポニスムについての進捗状況、②「クビーンとアンソール」展の展覧会評、③11年ぶりの開館・アントワープ王立美術館について」 第93回研究会 ブリュッセル大会 2023年3月10日(金)13 00-18 00@ブリュッセル自由大学(ULB), Campus Solbosch 503, Bâtiment R42 【発表】中條健志(東海大学)「植民地の過去とむきあうミュージアム:オランダ、フランス、ベルギーの事例から」 【発表】井内千紗(拓殖大学)「オランダ語文芸作品にみるフラーンデレン地域の言語文化的特性」 【発表】石部尚登(日本大学)「ベルギーを「通過」する人たちについて」 【発表】松井真之介(宮崎大学)「ヤズィーディー教徒のアイデンティティ意識:リエージュ、アルメニアのディアスポラ間比較」 【発表】森田美里(京都外国語大学)「ベルギーのバンドデシネ『クロコダイル』と日本の大学生」 【発表】永井友梨(リエージュ大学)「ジェームズ・アンソールに関する報告:①研究テーマ:アンソールとジャポニスムについての進捗状況、②開催中「クビンとアンソール」展の展覧会評、③ 11年ぶりの開館・アントワープ王立美術館について」 【発表】大迫知佳子(広島文化学園大学)「世紀転換期のベルギーにおける「ベルギー」音楽民謡との関係を軸に」 【発表】山内瑛生(東京大学・ブリュッセル自由大学)「BelgitudeからBelgitéへピエール・メルテンス『王の平和』とアラン・ベレンボーム『この王国における危機』をめぐって」 第92回研究会 2022年9月24日(土)14 00-18 00@南九州大学都城キャンパス・本館6階演習室 【発表】Didier Martens(Université Libre de Bruxelles)"Les faux Primitifs flamands de Joseph Van der Veken" (JSPS 1127026) コメント 浅野ひとみ(長崎純心大学)「キリシタン遺物の真贋問題」(仮) 【発表】白田由樹(大阪公立大学)「世紀末ヨーロッパ文化研究におけるベルギーの位置づけ-共著企画『装飾の夢と転生』のふり返りと今後の課題」(仮) 【発表】中條健志(東海大学)「「日白修好150周年」はどのように語られたか-メディア談話の分析をつうじて-」(仮) 【発表】井内千紗(拓殖大学)「翻訳出版にみるベルギー・オランダ語文学と日本」(仮) 【発表】石部尚登(日本大学)「公用語との関係からみたベルギーにおけるパトワ概念」 第91回研究会 2022年7月24日(日)13 30-17 00@明治大学駿河台キャンパス(事前申し込み制) 【発表】安彦良紀(大阪市立大学大学院文学研究科言語文化学専攻後期博士課程)「ベルギー、及び日本におけるヒップホップミュージックの社会性に関する考察(仮)」 【発表】小川秀樹(元千葉大・岡山大教授)「ウィリアム・アダムスとフランドル」 【発表】梅澤礼(富山大学人文学部准教授)「犯罪学者が「読み解いた」殺人犯の心理─エチエンヌ・ド・グレーフ(1898-1961)─(仮)」 第90回研究会 2022年5月28日(土)16 30-19 30@Zoomミーティング(事前申し込み制) 【発表】阿部孝子「日本近代文学におけるエミール・ヴェラーレンの受容(三島由紀夫以前)……東文彦「午後の時」を中心にして」 【発表】山内瑛生(東京大学・ブリュッセル自由大学)「ブリュッセル人作家と「大きな」文学(grande littérature)―ジャクリーヌ・アルプマン『オルランダ』をめぐって」 【話題提供】斎藤至(古典鍵盤楽器愛好家)「近代ベルギー=フランス音楽の実演動向―フランク・メモリアル、《イザイとサン=サーンス》企画公演から(仮)」 第3回「ベルギー学」シンポジウム―日本とベルギーの交流史― 2021年12月11日(土)@Zoom 詳細 https //www.jb150sympo.org/ 第89回研究会 2021年9月18日(土)16 00-19 00@Zoomミーティング(事前申し込み制) 【発表】安彦良紀(大阪市立大学 後期博士課程)「パリ、及びブリュッセルの首都圏におけるヒップホップシーン―発生と変遷、現状についての比較研究―」 【発表】白田由樹(大阪市立大学)「世紀末ベルギーにおけるアール・ヌーヴォーの支援者たちとコミュニティ(仮)」 第88回研究会 2021年7月31日(土) 16 30~19 00@Zoomミーティング(事前申し込み制) 【発表】小田英(ライデン大学)「近世ネーデルラントの80年戦争におけるフーゴー・グロティウスの政治思想(仮)」 【発表】井内千紗(拓殖大学)「フラーンデレン地域におけるジャン・レー/ジョン・フランダース作品の受容と言語(仮)」 【話題提供】斎藤至(古典鍵盤楽器愛好家)「近代ベルギー音楽史の中のC. フランク、およびそのピアノ書法」 第87回研究会 2021年5月29日(土)17 00-19 00@Zoomミーティング(事前申し込み制) 【発表】岩本和子(神戸大学)「ジャン・レー『マルペルチュイ』をめぐる都市と神話について(仮)」 【発表】武居一正(福岡大学)「Loi pandémieの制定について」 第86回研究会 2021年2月6日(土)17 00-19 00@Zoomミーティング(事前申し込み制) 【発表】宮内悠輔(立教大学大学院)「1990年代ベルギーから見た地域主義政党間の政策競合」 【発表】山内瑛生(東京大学大学院人文社会系研究科博士課程)「現代ベルギー作家のオートフィクションに見るブリュッセル表象―ピエール・メルテンス『王の平和』とジャン・ムノ『ブラバントの英雄の忌むべき物語』を中心に」 第85回研究会 2020年12月12日(土)17 00-19 00@Zoomミーティング(事前申し込み制) 【発表】永井友梨(リエージュ大学歴史・美術史・考古学科博士課程)「フェリシアン・ロップス美術館における展覧会の特有性」 【発表】岡本夢子(リエージュ大学・東京大学日本学術振興会特別研究員PD「「リエージュからローカル愛を込めてBons baisers ardents de Liège」 第84回研究会 2020年10月17日(土)17 00-19 00@Zoomミーティング(事前申し込み制) 【発表】佐藤孝彦(神戸大学大学院)「ベルギーにおける#Blacklivesmatterとコンゴ系コミュニティの動き」 【近況報告・話題提供】 第83回研究会 2020年7月25日(土)17 00-19 00@Zoomミーティング(事前申し込み制) 【発表】平岡直樹(南九州大学環境園芸学部)「ブリュッセルのモン・デザール公園の都市軸とヴィスタについて」 【近況報告・話題提供】 第82回研究会 ブリュッセル大会 2020年3月6日(金)13 30-18 00@神戸大学ブリュッセルオフィス 【発表】中條健志(東海大学)「フランスにおけるベルギー移民」(仮) 【発表】松井真之介(神戸大学)「フランス語圏におけるアッシリア人ディアスポラ」 【発表】佐藤孝彦(神戸大学)「Matongeとコンゴ系ディアスポラ現代の様相」(仮) 【発表】山内瑛生(東京大学)「ピエール・メルテンス『避難場所(Terre d'asile)』におけるブリュッセル表象」(仮) 【発表】小田藍生(ブリュッセル自由大学)「アール・ヌーヴォーの建築誕生の背景 ベルギーの商業の発展とヴィクトール・オルタの室内装飾」(仮) 【発表】永井友梨(リエージュ大学)「ジェームズ・アンソールのジャポニスムを複雑たらしめるもの」(仮) 第81回研究会 2019年9月21日(土)14 00-17 30@信楽伝統産業会館内 研修室 【発表】石部尚登(日本大学)「ベルギーの移民政策と言語政策」 【発表】中條健志(東海大学)「ベルギー移民史年表の検討(仮)」 第80回研究会 2019年7月27日(土)14 00-17 30@東海大学(湘南キャンパス)1号館2階「 1B-205 教室」 第1部 【発表】山口博史(都留文科大学)「『ベルギー大使の見た戦前日本』の再読:災害研究の視点から」 第2部 【発表】正木裕子(声楽家)「近年のベルギー国内における音楽公演と異文化の影響」 【発表】吹田映子(自治医科大学)「描かれた「移民 」 ウージェーヌ・ラールマンス(1864-1940)の三連画をめぐって」 第79回研究会 2019年5月12日(日)13 15-17 30@西宮市大学交流センター講義室1 第1部 【発表】山口博史(都留文科大学)・神原ゆうこ(北九州市立大学)「境界変動がもたらすインパクトを考える:ベルギーとスロヴァキアの比較から」 第2部 論文集『ベルギーの「移民」社会と文化―新たな文化的多層性に向けて―』に関して 【発表】中條健志(東海大学)「ベルギー移民史―建国から現代まで―」 【発表】ルート・ヴァンバーレン(筑波大学)「「市民化」を促す語学教育」 【発表】井内千紗(国際短期大学)「多文化都市ブリュッセルと向き合う「フラーンデレン」の舞台芸術」 【発表】岩本和子(神戸大学)「ケナン・ゴルグンKenan Görgün の表象における多層的アイデンティティと当事者性」 第78回研究会 ブリュッセル大会 2019年3月7日(木)13 00-18 00@神戸大学ブリュッセルオフィス 【発表】飯塚遼(秀明大学)「西フランデレン州におけるフード・ツーリズムの展開(仮)」 【発表】石部尚登(日本大学)「フランデレン運動とワロン運動、両運動にとっての「言語」」 【発表】中條健志(東海大学)「移民送出国としてのベルギー(仮)」 【発表】松井真之介(神戸大学)「ベルギーにおけるヤジディ(ヤズィーディー)教徒ディアスポラ」 【発表】小田藍生(ブリュッセル自由大学)「アール・ヌーヴォーの誕生 ヴィクトール・オルタと曲線」 【発表】永井友梨(リエージュ大学)「アンソールにおける日本美術からの影響(仮) 」 「ベルギー学」シンポジウム2018 交流のいま 2018年12月8日(土)@上智大学四谷キャンパス 詳細 https //www.jb150sympo.org/ 第77回研究会 2018年9月22日(土)14 00-18 00、9月23日(日)9 00-12 00@長崎大学文教地区キャンパス総合教育研究棟32講義室 講義室 9月22日(土) 【発表】白田由樹(大阪市立大学大学院文学研究科)「19世紀末のベルギーにおけるプリミティヴィズムの潮流――二十人会と『新社会』誌の周辺調査から」 【発表】山内瑛生( 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程)「パトリック・モディアノとベルギー」 【発表】佐藤龍一郎( 東京大学総合文化研究科)「ブルゴーニュ宮廷における紙製写本のパトロネージに関する一考察:ベルギー王立図書館、ms. 9095を例に」 9月23日(日) 【発表】石部尚登(日本大学)「1866年条約以前のベルギーの対日交渉計画と日本認識」 【発表】見原礼子(長崎大学多文化社会学部)「ブリュッセルにおける社会融和に向けたモスクへの期待と試み―モランベーク地区を事例に」 第76回研究会 2018年7月29日(日)13 30-17 30@明治大学駿河台キャンパス研究棟4F第三会議室 【発表】小川秀樹(千葉大学)「オランダ東インド会社VOCに対する南ネーデルラント(ベルギー)の影響について」 【発表】井内千紗(国際短期大学)「ベルギーにおける文化遺産保護の国際支援と協力」 【映画】劇場版『フランダースの犬』(1997年、日本) 第75回研究会 (日本ベルギー学会共催) 2018年6月15日(金)18 00-21 30@ベルギー大使館 【発表】正田倫顕「ボリナージュの祭壇とオーヴェールの教会」 【発表】大迫知佳子「19世紀フランス語圏におけるリズム理論と生理学の関係-ベルギーの音楽理論家達によるリズム理論を中心に-」 【発表】加来奈奈 「カール5世治下ネーデルラント女性総督マルグリットの平和外交」 【発表】佐藤龍一郎 「フランドル彩飾写本の都市図像における実景とその転用-パリ国立図書館本(ms.fr.9087)を中心に-」 第74回研究会 2018年5月26日(土)13 30-17 30@西宮大学交流センターセミナー室1 【発表】白田由樹(大阪市立学)「ヴァン・デェルの「新しき芸術」観とそ背景―『新社会』誌、フランス画壇との関係から―」 【出版物紹介】中條健志・井内千紗・石部尚登「津田由美子・松尾秀哉・正躰朝香・日野愛郎編著『現代ベルギー政治:連邦化後の20年』ミネルヴァ書房」 【出版物紹介】『オーバ・ザブルスカイ』(フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン監督、2012年) 第73回研究会 ブリュッセル大会 2018年3月5日(月)13 00-18 00@神戸大学ブリュッセルオフィス 【発表】石部尚登(日本大学)「言語の威信―外交言語としてのオランダ語とフランス語」 【発表】上西秀明(ゲント大学)「ベルギー在住日系国際児に対する日本語継承の現状と課題」 【発表】中條健志(東海大学)連邦化以後の移民政策の展開」 【発表】大迫知佳子(広島文化学園大学)「19世紀中期の「ベルギー」音楽―La belgique musicale誌での連載「ベルギー音楽史」を中心に―」 【発表】小田藍生(ブリュッセル自由大学)「アール・ヌーヴォーのコンセプトの発展―ヴィクトール・オルタの椅子に関する詳細な分析から―」 【発表】永井友梨(リエージュ大学)「ジェームズ・アンソールにおけるジャポニスム」 第72回研究会 2017年11月12日(日)13 00-17 00@都留文科大学3号館411教室(3411) 【発表】野崎次郎(人文系寺子屋 野崎塾)「KU Leuvenのオランダ語夏期講習に参加して」 【発表】佐藤龍一郎(東京大学・日本学術振興会)「「シャルルマーニュ年代記と征服記」(ベルギー王立図書館、ms.9066)の献呈場面に関する一考察:「君主の鑑」主題の著作との関係から」 【発表】山口博史(都留文科大学)「準都市国家化するブリュッセル:経験的研究に向けた枠組みの検討」 第71回研究会 2017年7月30日(日)13 00-17 00@明治大学(駿河台キャンパス)研究棟第5会議室 【発表】上西秀明(ゲント大学)「ベルギー言語問題の政治化過程 ―フーレン地区の事例から―」 【発表】宮内悠輔(立教大学大学院法学研究科・博士後期課程)「ポピュリズムの観点から見た現代ヨーロッパ地域政党の競合―ベルギー政党政治の事例」 【発表】縣由衣子(筑波大学大学院人文社会科学研究科・博士後期課程)「ミシェル・セールのエルジェ論」 第70回研究会 2017年5月21日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センター セミナー室2 【発表】岩本和子(神戸大学)「ベルギー・フランス語幻想短篇集翻訳について+マーテルランク「夢の研究」に刻まれた謎を解く」 【発表】河内華子(ルーヴェン・カトリック大学大学院、大阪大学)「初期近代の文献における「ネーデルラント美術」の定義について」 【映画】Belgian Rhapsody (Brabançonne) (Vincent Bal 監督、2014年) 第69回研究会 ブリュッセル大会 2017年3月6日(日)13 00-18 00@神戸大学ブリュッセルオフィス 【発表】小田藍生(ブリュッセル自由大学)「アール・ヌーヴォーの誕生 −ヴィクトール・オルタが初期にデザインした椅子の分析を通して(1896-1905) 【発表】森田美里(大阪府立大学大学院・オルレアン大学大学院)「ベルギーフランス語メディアに表れる舌打ち音」 【発表】Heidi Knipprath(KU Leuven)「To Reform or Not to Reform ? The Presence and the Future of Flemish Education」 【発表】上西秀明(ヘント大学)「ベルギー・ネイションビルディングに関する民族神話について」 【発表】津田由美子(関西大学)「ベルギーの多文化政策と移民問題」 第68回研究会 2017年2月19日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センター セミナー室2 【発表】平岡洋子「15世紀末のブリュッセルを舞台にした聖人伝 ―《聖女カタリナ伝》と《ペテロ伝》について」 【発表】岩本和子「ベルギー小話 histoires belges の背景と実状 ―フランス/オランダ/ベルギーのエスニック・ジョーク―」 【報告】石部尚登:日白修好150周年記念シンポジウムの報告 第67回研究会 (金城学院大学キリスト教文化研究所共催) 2017年1月21日(日)14 00-18 00@金城学院大学サテライト 【発表】立花英裕(早稲田大学法学学術院教授)「ライシテの起源-イタリア・ルネサンスを中心に」 【発表】稲永祐介(大阪市立大学 / CNRS-GSRL 非常勤研究員)「フランスの政治文化としてのライシテ:近代の統治技法、あるいは共和国のイデオロギー?」 【発表】見原礼子(長崎大学 多文化社会学部准教授)「ベルギーのライシテと宗教多元性―公教育における二つの論争から」 【発表】丹羽卓(金城学院大学キリスト教文化研究所教授)「ケベックの『開かれたライシテ』―自由主義と共和主義の狭間で」 【発表】伊達聖伸(上智大学外国語学部准教授)「フランス、ベルギー、ケベックのライシテを比較する―成り立ちと現在の課題から」 日白修好150周年記念シンポジウム 文化・知の多層性と越境性へのまなざし ―学際的交流と「ベルギー学」の構築をめざして― 2016年12月10日(土)、2016年12月11日(日)@東京理科大学富士見校舎 詳細 https //www.jb150sympo.org/ 第66回研究会 2016年8月6日(日)13 00-18 00@明治大学(駿河台キャンパス) 研究棟4F第三会議室 【発表】山口博史(都留文科大学)「ベルギーの「ライシテ」―あるライフヒストリー・インタビューからの接近」 【発表】齋藤至(東京大学出版会)「1945-70年ベルギーの社会構造―歴史政治学的アプローチ」 【発表】佐藤龍一郎(東京大学)「ヤン・ファン・エイク作《ロランの聖母》の制作年代について―服飾史からのアプローチを中心に」 第65回研究会 2016年6月12日(日) 13 30-17 30@西宮市大学交流センター セミナー室1 【発表】白田由樹(大阪市立大学)「アール・ヌーヴォーの起源に関する考察―S.ビングとヴァン・デ・ヴェルデの対比から―」 【発表】西出佳代(神戸大学)「ルクセンブルク語における完了表現の文法化と動詞の過去形」 【発表】曽我篤嗣(京都大学大学院)「第二次大戦期ベルギーにおける抵抗意識―雑誌『スピルー』の動向を中心に―」 第64回研究会 ブリュッセル大会 2016年3月3日(木)13 30-18 00@神戸大学ブリュッセルオフィス 【発表】岡本夢子(京都大学・リエージュ大学)「世紀末リエージュ新聞Caprice Revue について」 【発表】小田藍生(ブリュッセル自由大学・早稲田大学博士課程)「ヴィクトール・オルタとアール・ヌーヴォーの誕生―彼の椅子(1893-1912)に関する初の詳細な分析的研究―」 【発表】中條健志(大阪市立大学都市文化研究センター)「ベルギーにおける移民政策の変遷」 【発表】松井真之介(神戸大学大学院国際文化学研究科国際文化学研究推進センター)「ベルギーのクルド人、クルド人にとってのベルギー」 【発表】河内華子(大阪大学)「初期近世におけるネーデルラント芸術家の離散(ディアスポラ)とネットワーク―ヘルドルプ一族の事例を中心に―」 第63回研究会 (ケベック学会西日本地区第1回研究会共催) 2016年2月13日(土)13 00-17 30@阪南大学あべのハルカスキャンパス 第1部「ケベックとベルギーの言語状況」 【発表】大石太郎(関西学院大学)「ケベックのアングロフォン―現状と今後の展望―」 【発表】石部尚登(日本大学)「ベルギーの言語としてのフランス語―ワロン運動における言語観から」 第2部「ケベックとベルギーの舞台芸術」 【発表】高橋信良(千葉大学) 「ベルギーの現代舞台芸術―教育と情報が果たす役割」 【発表】藤井慎太郎(早稲田大学)「ケベックの地域主義・文化政策・舞台芸術」 第62回研究会 2015年12月19日(土)13 00-17 00@福岡大学 文系センター11階11B会議室 【発表】武居一正(福岡大学)「第6次憲法改正について」 【発表】白石幸作(明治大学)「ギ・ゴフェットの詩集『約束された生La Vie promise』について」 【発表】内田智秀(名城大学)「「手帳」のなかの『ペレアスとメリザンド』」 【発表】三田順(北里大学)「エクトール・シェネーと〈ものの魂〉」 第61回研究会 2015年7月26日(日)13 00-@明治大学研究棟4F第三会議室 【発表】佐々木菜緒「ベルギーとケベック文学の比較研究序論―ケベック性の問題」 【発表】白石幸作「詩人ギ・ゴフェットを読む―「生」と「詩」の探求―」 【発表】三田順 「ベルギーにおける幻想の系譜とフランス・エレンス」 【発表】山口博史「留学経験者のライフヒストリーからみるベルギー社会」 【発表】井内千紗「ブリュッセルにおけるオランダ語文化振興について」 第60回研究会 2015年5月17日(日)14 00-18 00@大阪産業大学梅田サテライトキャンパス 【報告および告知】の一考察」今中舞衣子(大阪産業大学)「国際フランス語教授連合(FIPF)役員研修およびリエージュ世界大会について」 【発表】梅澤礼(立命館大学)「エチエンヌ・ド・グレーフによる「殺人犯の心理」ーヘール、犯罪学の分岐点ー」 【アトリエ】「教育実践を共有する・ふりかえる」、ファシリテーター:今中舞衣子(大阪産業大学) 第59回研究会 ブリュッセル国際大会 2015年3月4日(水)13 30-18 30神戸大学ブリュッセルオフィス 【発表】石部尚登(日本大学助教)「ベルギーにおける言語規範の輸入と輸出」 【発表】岡本夢子(京都大学・リエージュ大学博士課程)「19世紀末ベルギー、フランスの文学新聞における交流について」 【発表】中條健志(大阪市立大学都市文化研究センター研究員)「ベルギーにおける「移民問題」の歴史」 【発表】利根川由奈(日本学術振興会研究員)「ルネ・マグリット制作の王立施設の壁画・天井画に関する一考察―マグリットとベルギー教育省の協力関係を背景に」 【発表】Pierre Bonneels(ブリュッセル自由大学哲学研究所博士課程)「大森荘蔵の物と心の理解について」 【発表】松井真之介(神戸大学大学院国際文化学研究科 国際文化研究推進センター研究員)「ヒズメット運動信奉者による学校建設と運営――ベルギーにおける事例」 【発表】三田順(北里大学一般教育部講師)「La Réception du symbolisme belge à Vienne. Le cas de Stefan Zweig」 第58回研究会 2015年2月22日(日)13 30-17 30@神戸大学国際文化学研究科 E棟3階 E325 【発表】内田智秀「メーテルランク『青い鳥』に関する言説についての一考察」 【発表】三田順「ワロニーにおける象徴主義受容と〈北方〉アイデンティティーの形成」 【DVD映像鑑賞】『パトラッシュ、フランダースの犬』(2008) オランダ語(+日本語字幕) 懇親会 第57回研究会 ルクセンブルク学研究会=ベルギー研究会共同セミナー 企画運 営:木戸紗織・中條健志(大阪市立大学都市文化研究センター) 11月9日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センター講義室2 【発表】石部尚登(日本大学)「『方言』の書記化:ワロン語正書法の歴史から」 【発表】柴崎隆(金城学院大学)「いわゆる“ライン方言(Reinisch)”の言語的特徴 ―ケルン方言を中心に」 【発表】田原憲和(立命館大学)「アントワーヌ・マイヤーはルクセンブルク語をどのように見ていたか」 【発表】田村建一(愛知教育大学)「ルクセンブルク語北部方言の特徴」 懇親会 第56回研究会 10月18日(土)13 30-17 30@金城学院大学サテライト 【発表】山口博史「ベルギーの多言語地域で生きる-ブリュッセル周辺地域に住むフランス語話者への聞き取りから」 【発表】丹羽卓「ラシスムを通してフランデレンとケベックを比較する」 懇親会 第55回研究会 7月27日(日)13 30-17 30@明治大学研究棟4F第三会議室 【発表】吹田映子「ポール・ヌジェのルネ・マグリット論―視覚をめぐる主題の断絶と連続」 【発表】野坂悦子「ベルギーの絵本における”死”と“グリーフ(喪失悲嘆)”―オランダ語圏とフランス語圏の表現の違いを比較して」 【発表】井内千紗「ベルギー各共同体政府による無形文化遺産の目録作成―ユネスコ無形文化遺産保護条約批准の影響分析」 懇親会 第54回研究会+総会 2014年6月15日(日)13:30-17:30@西宮市大学交流センターセミナー室1 13 30-14 50 総会 15 00-17 30【DVD映像鑑賞】Le gamin au vélo『少年と自転車』(2011) 懇親会 第53回研究会 2014年5月11日(日)13:30-17:30@西宮市大学交流センター講義室1 【発表】岡本夢子「世紀末ベルギー文学におけるフュミスム精神の受容」 【DVD映像鑑賞】Tintin et moi『タンタンと私』(2003) 懇親会 第52回研究会 ブリュッセル国際大会 2014年3月5日(水)13 00-19 30 第一部(13 00-16 30)@神戸大学ブリュッセルオフィス 【発表】石田まりこ(ブラッセルインター校)「「我々と奴ら」の変容」 【発表】石部尚登(日本大学理工学部助教)「公的権力の存在を前提としない「事実上の正書法」の固定化」 【発表】大迫知佳子(日本学術振興会海外特別研究員・ブリュッセル自由大学)「独立後のベルギー王国におけるナショナル・アイデンティティー形成への音楽の関与―ブリュッセル王立音楽院の音楽理論教育に焦点をあてて―」 【発表】杉山美耶子(ヘント大学博士課程)「聖なる画中画―ペトルス・クリストゥス作《若い男性の肖像》に描かれた「聖顔」と贖宥―」 第二部(18 00-19 30)@シャルリエ美術館 【講演】 利根川由奈(京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程)「「ベルギー美術史」の諸相―初期フランドル派からシュルレアリスムまで―」(英語) 正木裕子(ベルギー王立ブリュッセル音楽院声楽科講師)「ブリュッセル芸術サロン<自由美学>とマーテルランクとその周縁」(フランス語) 【演奏会】ブリュッセル王立音楽院声楽科 正木研究室 Henri Duparc(1848-1933) / Charle Baudelaire(1821-1867), « L'invitation au voyage » (C.1870) Henry Février (1875-1957) / Maurice Maeterlinck(1862-1949), Extrait d'opéra « Monna Vanna » (1909) Claude Debussy (1862-1918) / Maurice Maeterlinck, Extrait d’opéra « Pelléas et Mélisande » (1902) Claude Debussy / Pierre Lous (1812-1889), Chanson de Bilitis (1897) François August Gevaert (1828-1908) / Victorien Sardou (1831-1908 ) , Extrait d'opéra « Le Capitaine Henriot »(1864) 懇親会 第51回研究会 2014年2月9日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センター講義室1 【発表】利根川由奈(京都大学博士課程)「マグリットにおけるベルギー/ベルギーにおけるマグリット」 【報告】三田順(学振特別研究員PD)「ベルギー象徴派のウィーンとスロヴェニアにおける受容」 【報告】岩本和子(神戸大学)「ベルギー/ケベックの仏語圏文学の現在」 懇親会 第51回研究会(中止) 2014年1月6日(月)14 00-17 30@一橋大学国際研究館4階大教室 【発表】利根川由奈(京都大学博士課程)「マグリットにおけるベルギー/ベルギーにおけるマグリット」 【発表】岡本夢子(京都大学博士課程)「世紀末ベルギーから見たモンマルトルのボエーム Le Chat NoirとLa Jeune Belgiqueの相互関係の可能性ー」 【発表】岩本和子(神戸大学)「ベルギー/ケベックの仏語圏文学の現在」 懇親会 第50回研究会 2013年12月8日(日)14 00-18 00@大阪駅前第3ビル19階大阪産業大学梅田サテライトキャンパスセミナールーム 【発表】松井真之介(神戸大学)「開かれたコミュノタリスムの可能性―フランスの地域語学校を中心に」 【発表】佐藤潤一(大阪産業大学)「ベルギーと国際人権」 懇親会 第49回研究会 2013年10月12日(土)9 45-@関西学院大学F号館203教室 日本ケベック学会2013年度全国大会 ワークショップ共催(13 15-15 00 ) 「ケベックとベルギー:フランス語圏の多元社会 ―言語、政治、文学―」 Atelier (En collaboration avec l’Association japonaise des études belges ) Québec et Belgique sociétés pluralistes francophones -- langue, politique et littérature -- 司会:大石太郎(関西学院大学) コーディネーター:真田桂子(阪南大学) コメンテーター:丹羽卓(金城学院大学) :岩本和子(神戸大学) (1)「マルチナショナル連邦制におけるケベックの人権(言語権)を巡る論争についての考察 ―カナダ 1982 年憲法闘争を手掛かりに― 」 <ケベック学会>荒木隆人(京都大学法学研究科研修員) (2)「フラーンデレンおよびワロニーにおけるケベックの言語政策の影響」 <ベルギー研究会> 石部尚登(日本大学) (3)「ベルギー・フランス語文学におけるアイデンティティの形成と対立 ─十九世紀末ブリュッセルとワロニーの文学シーンを巡って」 <ベルギー研究会> 三田順( 日本学術振興会特別研究員 PD ) (4)「「国民文学」から「移動文学」へ ;ケベック文学における多元化とその波及」 <ケベック学会>真田桂子(阪南大学) 第48回研究会 2013年7月28日(日)13 00-18 00@日本大学理工学部駿河台校舎5号館524室 【発表】Ruth Vanbaelen「ベルギー北部およびブリュッセルの言語事情」 【発表】本田まり「ベルギーにおける終末期医療に関する法的状況」 【発表】正木裕子「ベルギーの現代声楽作品とその作詞者の一例」 懇親会 第47回研究会 2013年6月30日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センターセミナー室1 第1部<研究発表> 狩野麻里子「ベルギー王立美術館のアートマネジメント分析~ICOMによる博物館の3機能を基準として~」 第2部 <ベルギーの外交と内政> ①「外交」 正躰朝香「ヨーロッパ統合におけるベネルクス枠組みの変容」 ②「内政」 「映像作品鑑賞会」(解説付き)『Bye Bye Belgium』(2006年)、『To be or not to.be』(2008年) 第46回研究会 2013年5月27日(月)17 00-19 00@ 神戸大学国際文化学研究科大会議室(E棟4階) 主催:神戸大学大学院国際文化学研究科・異文化研究交流センター(IReC)2013年度第1回講演会 共催:ベルギー研究会 後援:日本フランス語教育学会(SJDF)、フランダースセンター(大阪) 【講演】Prof. Jean-Marie Klinkenberg (ジャン=マリ・クランケンベルグ名誉教授) Académie royale de Belgique(ベルギー王立学士院)、Université Liège (リエージュ大学)、Président du Conseil de la langue française et de la politique linguistique(ベルギーフランス語・言語政策評議会会長) Les littératures francophones septentrionales constantes et convergences (北方フランス語圏文学の特徴と共通性) フランス語(逐次通訳あり) 第45回研究会 2013年4月21日(日)13 00-17 00@西宮市プレラホール5階会議室 【報告】ベルギー・オランダ語短編翻訳についての報告 鈴木義孝「Herman Teirlinck Het Japans masker」(作家、作品、試訳紹介) 【映画鑑賞】ローデンバック『死都ブリュージュ』 (1981年)(解説:岩本、三田) 懇親会 第44回研究会 2013年3月24日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センターセミナー室 【発表】石部尚登「「方言」の復権とICT の活用」 【報告】ベルギー・フランス語短篇翻訳に関する報告 岩本和子「Madeleine Bourdouxhe ,Les Jours de la femme Louise翻訳」 小林亜美「Michel de Ghelderod, Sortileges翻訳」 懇親会 第43回研究会 2013年2月7日(木)13 00-21 00 第一部(13 00-16 30)@神戸大学ブリュッセルオフィス 【発表】松井真之介(神戸大学大学院国際文化学研究科メディア文化研究センター)「ベルギーのアルメニア人コミュニティ」 【発表】村中由美子(東京大学大学院仏文研究室博士課程)「見出されたフランドル-ユルスナール『黒の過程』(1968) における絵画をめぐって-」 【発表】角本摩衣子(神戸大学大学院博士課程後期課程/ブリュッセル自由大学訪問研究員)「炭鉱からみる近代—マニフェスタ9 と’文化’資源としての〈炭鉱〉展を中心に」 【発表】フレーク・アドリアーンスFreek Adriaens(ヘント大学講師)「Some viewpoints on Belgian and Flemish national identity in Rolf Falter’s “Belgium, a history without a country” (België – Een geschiedenis zonder land” – Bezige Bij Antwerpen, 2012)」 第二部(18 00-19 45)@ブリュッセル音楽院 Lecture Concert « Belgian Art Songs » “Belgian Francophone Literature at the End of the 19th Century” Concert presented by the Singing Class of Hiroko Masaki Composers G. Lekeu , J. Jongen , F. de Bourguignon , J. Absil a.o. Texts A. Hardy , Norge , M. Carême , M. Maeterlinck , E. Verhaeren , G. Rodenbach a.o. Lecturer Dr. Jun Mita ( Kobe University , Japan) Pianist Laurence Verna ( Conservatoire royal de Bruxelles) 懇親会 第42回研究会 2012年12月27日(木)13 30-17 30@一橋大学国際研究館4階大教室 【発表】小田藍生「フランスにおけるヴィクトール・オルタの受容」 【発表】杉山美耶子「ヤン・ファン・エイクのブルッヘにおける人的交流及び制作環境に関する一考察--シント・ドナティアヌス聖堂を中心に-」 【発表】三田順「ワロニーにおける象徴主義絵画─ヴェルヴィエ派とアンティミスム─」 懇親会 研究会プログラム 第41回研究会 2012年11月11日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センターセミナー室1 【発表】吹田映子「ルネ・マグリットの講演「生命線」と油彩画《彼岸》―陰を経て光の下に見出す〈生〉のイメージ」 【発表】三田順「ベルギーにおけるドイツ語文学──〈境界地〉におけるアイデンティティーの探求──」 懇親会 第40回研究会 2012年9月30日(日)13 00-17 00@西宮市プレラホール5F会議室 【発表】的場寿光「19世紀の視覚空間の変容と「フェナキスティスコープ」 【発表】中筋朋「ミシェル・ド・ゲルドロードにおける存在のモデルとしてのマリオネット」 【翻訳プロジェクト】作家紹介、試訳紹介(井内、鈴木、板屋、岩本) 懇親会 第39回研究会 2012年7月29日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センターセミナー室2 【発表】石部尚登「ワロン語の標準化―方言学者と復権運動家の同床異夢」 【発表】三田順「カーレル・ヴァン・デ・ウーステイネにおける「ヴラーンデレン性」―モーリス・マーテルランクを手掛かりとして」 【発表】田母神顯二郎「断片とパサージュ―アンリ・ミショーとベルギー」 【発表】加来奈奈「16世紀前半ネーデルラントの統一と渉外活動―1529年カンブレ平和条約履行における交渉人ジャン・ド・ル・ソーの機能」 【発表】岩本和子「シャルル・ド・コステル『ウーレンシュピーゲル伝説』とH.クラウスの戯曲」 第38回研究会 2012年7月16日(月・祝)13 00-17 00@西宮市プレラホール5F会議室 【発表】利根川由奈「ベルギーの現代美術における「ベルギーの特質」の表象―社会と芸術との関連から―」 【発表】井内千紗「文化行政および「フランデレンの波」にみる文化概念の差異と統合」 【発表】狩野麻里子「ベルギーのアート・マネジメント教育―ULBの事例を基に」 【発表】三宅拓也「近代日本における商品陳列所の受容―ブリュッセル商業博物館からの学習と展開」 【発表】中條健志「OIF(フランコフォニー国際組織)とベルギー」 第37回研究会 2012年5月27日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センター講義室2 【発表】野崎次郎「ベルギーと言語戦争 La Guerre des Langues en Belgique」 ≪延期≫ 【発表】中條健志「「フランコフォニー」としてのベルギー―OIF(フランコフォニー国際機関)における活動からの考察―」 【発表】石部尚登「ベルギーのドイツ語話者とその領域」 懇親会 第36回研究会 2012年4月29日(日)13 00-17 00@西宮市プレラホール会議室 【発表】大迫知佳子「ベルギー王立図書館『F.-J.フェティスコレクション』所蔵の資料について』 【発表】今中舞子「ポール・オトレの思想とムンダネウム」 【発表】正躰朝香「ヨーロッパにおける多様性の『尊重』と『管理』」 翻訳プロジェクト 懇親会 第35回研究会 2012年3月7日(水)13 30-17 30@神戸大学ブリュッセルオフィス 【発表】三田順「カーレル・ヴァン・デ・ウーステイネとヴラーンデレン・アイデンティティ」 【発表】井内 千紗「19世紀後半ブリュッセルにおけるフランデレン文化の振興―王立フランデレン劇場設立をめぐって―」 【発表】ハネ・オステイン「現代ベルギーにおける〈tussentaal〉について」 懇親会:Le Cap@ブリュッセル blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 第34回研究会 2012年1月29日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センターセミナー室2 【発表】中筋朋 「メーテルランクの一幕劇にみる19世紀末の<劇>の質的変化―「日常の悲劇」と筋の内面化をめぐって―」 【発表】的場寿光「ラウール・セルヴェ『タクサンドリア』―「偽りのイメージ」から「運動=イメージ」へ」 懇親会 第33回研究会 2011年12月25日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センターセミナー室1 【発表】加来奈奈「16世紀平和条約における南ネーデルランドが担う“仲介国家“についての考察―1529年カンブレ平和条約施行における交渉人ジャン・ド・ル・ソーの機能― 【翻訳プロジェクト】Hugo Claus『ベルギーの嘆き』 懇親会 第32回研究会 関西EU多文化共生研究会との共催 2011年10月23日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センターセミナー室2 【発表】木戸紗織「多言語社会ルクセンブルクにおける言語使用 ―領域を手がかりとして」 【発表】石部尚登「ベルギーにおける言語政策と言語の領域性認識の関係」 【発表】大場茂明「ハンブルク・ザンクトパウリにおける地区再生 ―衰退地区からトレンディ・エリアへ―」 懇親会 第31回研究会 2011年9月25日(日)13 30-17 30@神戸大学国際文化学研究科 【発表】野崎次郎「Lara Fabianとベルギー的なるもの」 【ベルギー現代小説翻訳準備会】 <作家・作品紹介> -鈴木義孝:Erwin Mortier -岩本和子:Madeleine Bourdouxhe La Femme de Gilles 第30回研究会 2011年8月20日(土)~23日(火)@サロン・ド・ゆきみーる 【発表】石部尚登「地域語と学校:ベルギーのある自治体における新しい試みから」 【発表】鈴木義孝「「ベルギー」についてー辞書での表記を中心に」 【発表】野崎次郎「フランスとアメリカー新自由主義への傾斜?」 【発表】狩野麻里子「ベルギーのアートマネジメント教育と実践」 【発表】井内千紗「修辞家集団(rederijkerskamer)について」 【発表】寺尾智史「社会言語学とは何者か?ー吉田喜昭『ドングドンとことだま大王』(1976、アリス館)からの再検証」 ※第30回は島根県で合宿を行いました。 (合宿詳細は後日更新予定) 第29回研究会 2011年7月31日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センター 【報告】鈴木義孝「フランダース文学翻訳セミナー (7/14~18) について」 【ベルギー現代小説翻訳準備会】 <作家・作品紹介> -三田順 (Hugo Claus Het huis in de struikenと Xavier Deutsch Victoria Bauer) -今中舞衣子 (Amélie Nothomb Ni D'Eve Ni D'Adam) <作家紹介> -板屋嘉代子 (Anne Provoost) -的場寿光 (Francis Dannemark) 懇親会 第28回研究会 2011年6月25日(土)13 30-17 30@西宮市大学交流センターセミナー室1 【発表】伊勢晃「アポリネールとベルギー」 【発表】井内千紗「フランデレンの文化政策」 総会 懇親会 第27回研究会 2011年5月15日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センターセミナー室2 【発表】狩野麻里子「ベルギー美術とベルギー王立美術館研修の報告」 【合評会】石部尚登『ベルギーの言語政策』(大阪大学出版会、2011年) コメンテイター:寺尾智史、岩本和子 懇親会 第26回研究会 2011年4月24日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センターセミナー室1 【読書会】Jean-Philippe Toussaint紹介(岩本、他)、テキスト読解 【上映会】Salle de bain 懇親会 第25回研究会 2011年3月21日(月)13 30-17 30@神戸大学国際文化学研究科 【発表】溝口知宏「ベルギーとEU経済の課題」 【上映会】TO BE OR NOT TO.be La collection qui donne envie d'etre belge/ Een reeks die je warm maakt voor Belgie(2010年、RTBF他制作) 懇親会 第24回研究会 2011年1月30日(日)13 30-17 30@神戸大学国際文化学研究科 【発表】井内千紗・岩本和子「「フランデレンの獅子」をめぐって」 【上映会】De Leeuw van Vlaanderen (英語字幕 95分) 【読書会】ヘンドリクス・コンシャンス『フランデレンの獅子』(蘭/仏/英) 懇親会:Beer Cafe de BRUGGE@三宮 第23回研究会 2010年11月28日(日)13 00-17 00@西宮プレラホール 会議室 【発表】利根川由奈 「ベルギーのシュルレアリスムにおけるパロディ」 【読書会】ヒューホ・クラウス(Hugo Claus)『かも猟』 懇親会 第22回研究会 京都ドイツ語学研究会との共催 2010年9月25日(土)13 30-17 30@キャンパスプラザ京都6階 京都産業大学サテライト第2講習室 【発表】石部尚登「ベルギーのゲルマン語圏とその『方言』観」 【発表】黒沢宏和「古高ドイツ語『タツィアーン』における翻訳手法――dixerit 直説法未来完了形か接続法完了形か――」 【発表】檜枝陽一郎「韻文から散文へ─『ライナールト物語』韻文版および散文版の比較─」 懇親会 第21回研究会 2010年8月28日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センターセミナー室2 【発表】矢追愛弓「フェルナン・クノップフ作《愛撫》試論」 【発表】鈴木義孝・井内千紗「フランデレンにおける現代オランダ語文学」 懇親会:長寿蔵@伊丹 第20回研究会 2010年7月25日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センター講義室1 【発表】田母神顯二郎「アンリ・ミショーとベルギー」 【発表】小林亜美「スタンダールの小説と絵画」 懇親会:Beer Cafe de BRUGGE@三宮 第19回研究会 2010年5月23日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センターセミナー室2 【発表】石部尚登 「ベルギーで「言語戦争」の後にもたらされたもの」 【映画鑑賞】『Pallieter』(1975) シナリオHugo Claus、原作Felix Timmermans (1916) TimmermansとClausについての略説(岩本) 懇親会 第18回研究会 2010年4月25日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センターセミナー室2 【発表】出口馨「近代日本におけるメーテルランク及びベルギー象徴派の受容について(詩分野を中心に)」 【発表】井内千紗「ブリュッセルにおけるローカリティの生産とその変容-アフリカ地区、マトンゲを事例に-」 懇親会:Beer Cafe Barley@西宮 第17回研究会 2010年2月16日(火)13 30-17 30@西宮市大学交流センターセミナー室1 【発表】三田順「ヴラーンデレン象徴主義文学について」 【発表】星元佐知子「EUにおける自治体の活躍ーカタルーニャ州の対外政策からー」 懇親会 第16回研究会 2010年1月23日(土)14:00-@神戸大学国際文化学研究科 【発表】三宅拓也「近代日本の陳列所とベルギー:原型としてのブリュッセル商業博物館」 【映画鑑賞】Amélie Nothomb『畏れ慄いて』 今後の研究会活動について 懇親会:Beer Cafe de BRUGGE@三宮 第15回研究会 2009年12月11日(金)17 00-@神戸大学国際文化学研究科 主催:神戸大学大学院国際文化学研究科異文化研究交流センター(IReC) 協賛:ベルギーフランドル交流センター、関西ベルギー研究会 【講演】ベルナルド・カトリッセ(Bernard Catrysse) ベルギーフランドル交流センター館長 「Energizing Europe the importance of the Regions and the case of Flanders.」 使用言語:英語(要旨・通訳付) 第14回研究会 2009年11月8日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センター講義室2 【講演】Ekyalongo Bo Lawele Roudy Chiminch「コンゴ民主共和国をめぐる文化」(⇒ 案内ポスター) 【発表】苅田弥生「フランス滞在の総括、EU域内の国境を越えた自治体間協力について」 懇親会:Beer Cafe Barley@西宮 第13回研究会 2009年9月13日(日)13 30-17 30@西宮市大学交流センター講義室2 【発表】中條健志「フランスの「若者」はどのように語られたか?―「郊外」での「暴動」をめぐって」 【読書会】小川秀樹訳『シャムの独立を守ったお雇い外国人ーフランスの砲艦外交と国際法学者ロラン=ジャックマンの闘い』(ウォルター・E・J・ティップス)訳者による解説、質問と議論 懇親会:Beer Cafe de BRUGGE@三宮 第12回研究会 2009年7月20日(月・祝日)13 00-17 00@西宮市プレラホール会議室 【発表】鈴木義孝「西洋言語学史と品詞分類および文法概念について」 【発表】加来奈奈「16世紀前半平和条約におけるネーデルランド「大使」に関する考察-1529-30年ネーデルランド総財務収支勘定簿を中心に-」 懇親会:Beer Cafe Barley@西宮 第11回研究会 2009年6月21日(日)13 00@西宮市プレラホール会議室 【発表】石部尚登「果たしてベルギーは「多言語国家」か?-領域性原理と地域別一言語主義と言語的不寛容と」 【発表】寺尾智史「多言語主義に向かう南部アフリカ−−アンゴラ言語政策研究の予備的考察」 懇親会:Beer Cafe Barley@西宮 第11回研究会(中止) 2009年5月17日(日)14 00@神戸大学国際文化学研究科 【発表】石部尚登「ベルギーの言語政策の一つとしての言語調査」 【発表】寺尾智史「多言語主義に向かう南部アフリカ−−アンゴラ言語政策研究の予備的考察」 懇親会:六甲 第10回研究会 2009年4月5日(日)14 00@姫路市立美術館講堂 ベルギー美術研究会との合同企画 【講演】高瀬晴之学芸員「20世紀のベルギー美術」(フランドル表現主義と抽象、現代あたりを中心に) 姫路市立美術館所蔵品の鑑賞 懇親会:姫路市内 第9回研究会 2009年3月15日(日)14 00@神戸大学国際文化学研究科 【発表】正躰朝香「ベルギー政治の不安定化と連邦制ー『非領域性原理』の後退から考えるー」 ベルギー映画鑑賞『ティル・オイレンシュピーゲルの冒険』 ベルギー料理 La Bruxelloise@元町 第8回研究会 {2009年2月8日(日)14 00@神戸大学国際文化学研究科} 【発表】今中舞衣子「フランス語教育における<ことば>と<文化>-ベルギー、フランス、EU、そして日本の事例から」 テレビ映画「Manneken-Pis」鑑賞 懇親会:Beer Cafe de BRUGGE@三宮 第7回研究会 2008年12月13日(土)@神戸大学国際文化学研究科 【発表】岩本和子「ベルギーのフランス語文学と<フランス文学>」 懇親会:Beer Cafe de BRUGGE → ルミナリエ 第6回研究会 2008年10月18日(土)@姫路市立美術館講堂 ベルギー美術研究会との合同企画 【講演】高瀬晴之学芸員「ベルギーのシュルレアリスム」 展覧会観覧 懇親会:Beer Cafe de BRUGGE@三宮 第5回研究会 2008年8月30日(土)@神戸大学 【発表】井内千紗「ブリュッセルにおけるオランダ語メディアの所在ーFM Brusselを例に」 【映画鑑賞】DVD「ティル・オイレンシュピーゲルの冒険(Les Aventures de Till l'Espiegle)」鑑賞 【解説】岩本和子「原作(シャルル・ド・コステル『ウーレンシュピーゲル伝説』)についての解説」 ベルギー料理 La Bruxelloise@元町 別会À姫路 2008年8月3日(日)@姫路市立美術館 コレクションギャラリー「ベルギー象徴派の画家たち」 「アメデオ・モディリアーニ展」 第4回研究会 2008年7月21日(月)@神戸大学 海の日兼ベルギー・ナショナルホリデー 【発表】石部尚登「方言の視点から見たベルギーの言語政策史」 DVD「KASSABLANKA」鑑賞 懇親会:Beer Cafe de BRUGGE@三宮 第3回研究会 2008年6月29日(日)@神戸大学 Hugo Claus紹介:岩本和子 「かも猟」合評会 DVD「フランデレンの獅子(De Leeuw van Vlaanderen)」鑑賞 第2回研究会 2008年5月15日(木) ベルギー料理 La Bruxelloise@元町 別会Àブリュッセル 2007年10月10日(水) 第1回研究会 とりあえず設立の会 2007年8月4日(土) Beer Cafe de BRUGGE@三宮
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2006年-2008年のベルギー:今中さんのブログ http //d.hatena.ne.jp/imanakamaiko/ 2007年のベルギー:ベルギー雑記(石部) http //www40.atwiki.jp/kbek/pages/17.html 2008年-2009年のベルギー:ベルギー滞在記(石部) http //ishi.be/belgique2008-2009/index.html ベルギーフランドル交流センター http //www.flanders.jp/jp/index.html ベルギー観光局:Official site of Belgian Tourist Office, Japan http //www.belgium-travel.jp/
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メンバー紹介 (50音順) ●石部 尚登(東京外国語大学グローバルCOE研究員) 社会言語学 ― 言語政策・少数言語/方言復権運動、コーパス言語学 時に社会言語学者にとっての「楽園」とも称されるベルギー、ややもすれば「言語戦争」という扇情的な用語と共に語られてきた(る)ベルギー、「言語問題」について夥しい数の著作が記されてきたベルギー、ただし昨今の政治的な混迷(迷走?)と比して「言語問題」はもはや「解決済み」との評価が下される現在のベルギーの状況。フランス語とオランダ語(フランデレン語)という公用語のみを対象として言語政策がなされてきた背景で、様々なことばの在り方が均質化されてきた。このような言語政策のもつ「負の効用」に関心をもっています。 ベルギー経験:2000年-2001年モンス大学留学、2007年ブリュッセル滞在、2008年-2009年リエージュ大学留学。 ●板屋 嘉代子 1995年から2001年までベルギーのアントワープに住んでいました。現地でオランダ語を習い、帰国後も勉強を続けてオランダ語の実務翻訳をしています。専門的に研究している事物はありませんが、研究会で皆さまの発表を拝聴することは大変興味深く、楽しみにしております。 ●井内 千紗(大阪大学大学院言語文化研究科・博士後期課程) ベルギーとの出会いは大学時代の交換留学から(Vesalius College, 2001年8月~2002年6月)。そこで特にブリュッセルの多言語状況とメディアの関係について興味持ったことがきっかけで、現在に至ります。研究の対象は放送メディア(特にコミュニティ・ラジオ)ですが、関心領域は限りなく広く・・・です。まだまだ未熟者ですが、この研究会を通して、特にブリュッセルという都市を単にEUの首都としてではなく、あらゆる文脈で語り合う機会を持てれば、と思っています。 研究キーワード:ブリュッセル, Ixelles/Elsene, Flagey, NIR/INR, RTBF, VRT, FM Brussel, TV Brussel, Matonge, オランダ語圏に見られるallochtoon/autochtoonの言説 ●今中 舞衣子(大阪市立大学大学院言語文化学専攻・後期博士課程) 2006年9月から2008年9月まで、ベルギーのモンス・エノー大学に派遣していただいたことがご縁で、ベルギーと関わりを持つようになりました。現地では言語教育の研究を続けながら日本語教育に携わっていましたが、帰国後は日本におけるフランス語教育を軸に活動しています。フランス語教育の分野では、英語教育に比べて、フランス語をつかう人々の文化の多様性が前提となることがまだまだ少ないように思います。また、ひとつの国の中で複数の言語が公用語として使用されているというベルギーの言語状況からも、言語教育のあり方について学ぶことは多々あると感じています。この研究会を通じて、さまざまな分野の人たちと意見を交換していきたいと思います。 ●岩本 和子(神戸大学大学院国際文化学研究科) 専門はフランス語圏の芸術文化論。特にベルギーのフランス語文学と、フランス作家スタンダールを研究。フランス文学研究のためになぜかブリュッセルに派遣され、留学1年でこの国にハマってしまったのがベルギー研究の始まりでした。 オランダ語圏文学にも目を向けつつ「ベルギー性」を追求していきたいと思います。ベルギーのビールとチョコレートが大好きです。 単著『周縁の文学ーベルギーのフランス語文学にみるナショナリズムの変遷』(松籟社 2007、博士論文を出版)『スタンダールと妹ポーリーヌ』(青山社 2008)、共著『スタンダール変幻』(慶應義塾大学出版会 2002)『欧州諸国の言語法ー欧州統合と多言語主義』(三元社 2005)、共訳『スタンダールの生涯』デル・リット著(法政大学出版局 2007)。 ●加来 奈奈(奈良女子大学大学院人間文化研究科・博士後期課程) カール5世の時代のネーデルランドの歴史を研究しております。特に、カール5世の叔母でネーデルランド総督のマルグリット(マルハレータ)の外交政策やカール5世とネーデルランドのコミュニケーションを中心に研究を進めています。 現在、ヘント大学に留学中。 ●狩野 麻里子 もともとはフランスの哲学専攻でしたが、フランス留学を機に世紀末の象徴主義に興味を持つようになり、修論後、博士課程からはベルギー象徴主義に。ベルギー滞在歴は、前の職場(某県立Museum)からベルギー王立美術館に派遣され一年間学芸員として調査研究を行ったのが始まりで、その後ULBで文化マネージメントのD.E.S.を取得。専門は、ベルギーの象徴主義で(特に絵画と文学)にみられる神話回帰がテーマ。これと平行して、最近は文化マネージメントの方にも、というより、こちらに比重が移りつつあります。 ●河内 華子(大阪大学大学院文学研究科・博士後期課程) 専攻は西洋美術史で、16~17世紀ネーデルラント絵画史を専門にしております。 特に1560年代~1600年頃の期間、ちょうどスペイン・ハプスブルク家統治下のネーデルラントが、現在のベルギーとオランダに分裂する前後にかけての時期が研究対象です。 ピ―テル・ブリューゲル一世で卒論を書いた後、ブリューゲル作品の注文主や収集家の研究を試みて迷走をくり返していましたが、幸いにもベルギー留学の機会をいただき、2007年9月よりルーヴェンのカトリック大学でお世話になっています。 現在は、地元ルーヴェン出身の一肖像画家についての研究で博論を準備中です ●河崎 靖(京都大学大学院人間・環境学研究科) 学生時代は言語学科に在籍してましたので、一般言語学の諸理論を学びつつ、いくつかの言語(ゲルマン系を主として)をやっておりました。職業上はドイツ語教師となりますが、個別言語学はむしろ避けたく、ゲルマン・ロマンス・ケルトの関係という広めの視野から言語境界の問題に関心を寄せ、この脈絡で「ベルギーの言語境界線」に興味があります。 ●苅田 弥生(神戸大学大学院国際文化学研究科・修士課程) 私自身は学部時代は仏文科に所属していたこともあり、また今はEUに関心をもっており、ベルギーについても、特にその言語政策に関して非常に興味があります。 ●小林 亜美(神戸大学大学院文化学研究科・博士課程修了) 専門は、スタンダールを中心とした19世紀フランス文学です。文学、小説が主な関心の対象ですが、絵画や音楽もキーワードに研究をすすめています。ベルギーとの関係は薄いのですが、ベルギー(フランス語)文学やベルギー象徴派を中心としたベルギー絵画にも興味を寄せていますので、本研究会でいろいろと楽しく勉強させて頂きたいと思っています。 ●正躰 朝香(京都産業大学外国語学部国際関係学科) 専門は国際関係論で、特に文化や社会にかかわる国際政治について(民族問題、多文化主義、移民、地域統合など)研究しています。民族問題の調停という観点での連邦制研究の事例として、ベルギーを中心に扱っています。また地域統合下でのエスノナショナリズムの変容、サブナショナルな主体の位置づけについてが目下の関心の焦点です。 『ヨーロッパ統合の国際関係論 第二版』(共著、芦書房、2007年)、『グローバリゼーション国際関係論』(共著、芦書房、2006年)など。 ●鈴木 義孝(関西大学非常勤講師) 2003年夏から2004年夏まで1年間、オランダ語圏のルーヴァン・カトリック大学に留学していました。 大学院では、言語学(主に英語、日本語)、言語学史を中心に研究していますが、留学をきっかけとしてベルギーの言語事情、言語政策、蘭・仏語などにも関心を持っておりますので、本研究会に参加して、いろいろな方と意見交換、勉強させていただきたいと思います。 ●中條 健志(大阪市立大学都市文化研究センター研究員) 「フランスの移⺠問題」を出発に、「郊外暴動」の中で語られる「若者」と彼(女)らの「社会的排除」に関⼼を持っています。現在、“フランスのメディアにおける「郊外」および「若者」の語られ⽅”をテーマに博⼠論⽂を準備しています。また、フランスの対アフリカ政策(マグレブ諸国、⻄アフリカなどを対象)にも興味があります。 「ベルギー」に直結した研究テーマではありませんが、是⾮こちらの研究会でこれからも勉強できたらと思っています。 ●寺尾 智史(てらお・さとし)(神戸大学大学院国際文化学研究科) 関心地域は南欧と、過去、この地域と「植民地」としてつながれていた中南米、アフリカです。 この研究会では完全にアウトサイダーです。 しいて言えば、中学・高校と通った姫路の淳心学院という学校が、ベルギー発祥の ローマ・カトリック系ミッション団「スクート会」に属するため、校長も英語教師もベルギー人だった、というご縁はあります。 高校卒業後は、ベルギーを観光客、出張者の立場で、そして今はEUの言語政策策定の 一中心として、「おのぼりさん」の感覚で眺めさせてもらっています。 というわけで、皆さんの研究を拝聴するばかりで申し訳ございませんが、自称「アフリカ班」として、旧ベルギー領のコンゴ民主共和国とその周辺諸国の言語状況や文化について識者をお呼びし議論できたらいいなと思っております。 ●三田 順(日本学術振興会特別研究員PD) 専門はベルギーにおける象徴主義。ベルギーにおけるオランダ語、フランス語、ドイツ語による文学と美術を文化アイデンティティーを巡る観点から比較研究している。ベルギーではブリュッセル自由大学 (ULB)での留学経験があり、現在はヘント大学で研究滞在中。 ●三宅 拓也(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科・博士後期課程) 陳列所(物産陳列所、商品陳列所)という近代特有の展覧施設の建築を中心に、その業務を含めて近代日本の都市空間における実態を明らかにすべく研究を行っています。 陳列所とは1900年前後に世界的に設置された商業奨励機関で、大規模なものは世界の最新商品、製品カタログ、図案資料の収集展示などを総合的に行う商業ミュージアムともいえる存在です。 専門は近代日本建築史であるためベルギーが直接の研究対象ではないのですが、日本における商品陳列所の原点としてブリュッセルの商業博物館に興味を持っています。 ●矢追 愛弓(九州大学大学院芸術学研究室・修士課程) 日頃は九州の地でベルギー象徴派の画家フェルナン・クノップフについて研究しています。 代表作《愛撫》を中心にクノップフの内面にせまれたらと考えています。
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・第42回研究会:小田藍生「フランスにおけるヴィクトール・オルタの受容」 ・第42回研究会:杉山美耶子「ヤン・ファン・エイクのブルッヘにおける人的交流及び制作環境に関する一考察--シント・ドナティアヌス聖堂を中心に-」 ・第42回研究会:三田順「ワロニーにおける象徴主義絵画─ヴェルヴィエ派とアンティミスム─」 ・第41回研究会:吹田映子「ルネ・マグリットの講演「生命線」と油彩画《彼岸》―陰を経て光の下に見出す〈生〉のイメージ」 ・第41回研究会:三田順「ベルギーにおけるドイツ語文学─〈境界地〉におけるアイデンティティーの探求─」 ・第37回研究会:野崎次郎「ベルギーと言語戦争 La Guerre des Langues en Belgique」 ・第37回研究会:中條健志「「フランコフォニー」としてのベルギー―OIF(フランコフォニー国際機関)における活動からの考察―」 ・第36回研究会:大迫知佳子「ベルギー王立図書館「F. -J. フェティスコレクション」所蔵の資料について」 ・第36回研究会:今中舞衣子「ポール・オトレの思想とムンダネウム」 ・第36回研究会:正躰朝香「ヨーロッパにおける多様性の『尊重』と『管理』」 ・第35回研究会:三田順「カーレル・ヴァン・デ・ウーステイネとヴラーンデレン・アイデンティティ」 ・第35回研究会:井内千紗「19世紀後半ブリュッセルにおけるフランデレン文化の振興―王立フランデレン劇場設立をめぐって―」 ・第35回研究会:ハネ・オステイン「現代ベルギーにおける〈tussentaal〉について」 ・第34回研究会:中筋朋「メーテルランクの一幕劇にみる19世紀末の 劇 の質的変化―「日常の悲劇」と筋の内面化をめぐって―」 ・第34回研究会:的場寿光「ラウール・セルヴェ『タクサンドリア』―「偽りのイメージ」から「運動=イメージ」へ」 ・第33回研究会:加来奈奈「16世紀平和条約における南ネーデルランドが担う“仲介国家“についての考察—1529年カンブレ平和条約施行における交渉人ジャン・ド・ル・ソーの機能—」 ・第32回研究会:木戸紗織「多言語社会ルクセンブルクにおける言語使用 ―領域を手がかりとして―」 ・第32回研究会:石部尚登「ベルギーにおける言語政策と言語の領域性認識の関係」 ・第32回研究会:大場茂明「ハンブルク・ザンクトパウリにおける地区再生 ―衰退地区からトレンディ・エリアへ―」 ・第31回研究会:野崎次郎「Lara Fabianとベルギー的なるもの」 ・第30回研究会:鈴木義孝「「ベルギー」についてー辞書での表記を中心に」 ・第30回研究会:井内千紗「修辞家集団(rederijkerskamer)について」 第42回研究会〔2012年12月27日(木)〕 小田藍生「フランスにおけるヴィ クトール・オルタの受容」 ベルギーの建築家ヴィクトール・オルタ(1861~1947年)は、人生の大半をブリュッセルで過ごし、作品の多くはベルギーに建造された。しか し、彼の評価は国内に限定されず、むしろ初期の評価の確立において重要な役割を果たしたのは、隣国のフランスであった。 本発表は、フランスにおけるオルタの受容を、当時、フランスで刊行された雑誌や本を中心に検証するものである。オルタの受容史を扱った先行 研究は主立った批評をまとめた概論的な内容に留まり、細かな考察は行われていない。そこでこの研究では、より詳細に多くの批評をみていくことで、フランスにおけるオルタ受容の一連の流れを提示するとともに、その背景を明らかにしたい。 杉山美耶子「ヤン・ファン・エイクのブルッヘにおける人的交流及び制作環境に関する一考察--シント・ドナティアヌス聖堂を中心に-」 初期ネーデルラント絵画を代表する画家ヤン・ファン・エイク(1390年頃-1441年)は、ブルゴーニュ公フィリップ善良公の 宮廷画家兼侍従として、絵画制作および外交活動など諸種の任務にあたったと考えられる。しかしながら、彼の手に帰される現存作品中、制作 年が判明している宗教画・肖像画は全て《ヘントの祭壇画》(1432年、ヘント、シント・バーフ大聖堂)を完成し、フランドルの一大都市・ブルッヘに居を定めたとされる1432年から、同地で没する1441年 の間に位置付けられる。この事実を踏まえるならば、未だ謎多き画家像に迫るためには、従来強調されてきた宮廷画家としての側面のみならず、その対概念として、都市における彼の足跡にも目を向ける必要があるだろう。本発表では宮廷画家としてのファン・エイクの活動を概観し た後、ブルッヘ移住後の活動を考える ひとつの切り口として、彼が接触を持っていたシント・ドナティアヌス聖堂に注目する。都市の中心部に位置していた本聖堂は、社会的地位の 高いメンバーによって管理運営され、知的環境・芸術パトロネージという点でも注目すべき特徴を帯びていた。先行研究において看過されてき たヤン・ファン・エイクとシン ト・ドナティアヌス聖堂との関係を見直すことにより、都市における画家の人的交流・制作環境に新たな光を当てることが本発表の目的である。 「ワロニーにおける象徴主義絵画─ヴェルヴィエ派とアンティミスム─」 本発表では、ベルギーのフランス語圏、ワロニー地方における象徴主義絵画の受容、展開に注目する。1830年 に誕生した若き国家ベルギーにおいて、首都ブリュッセルの文芸シーンをリードしていたのはフランス語話者化したゲルマン系ヴラーンデレン人で あった。文化アイデンティティーを模索する中、ベルギー文化の独自性は、フランスに対する「ゲルマン性」に求められて行くが、ラテン系民族で あるワロニー人にとって、このアイデンティティーは当然のことながら受け入れ難いものであった。 後に「ベルギー象徴派」として知られる作家、画家の大部分はブリュッセルを中心に活動した「ヴラーンデレン系フランス語話者」であったが、 象徴主義はブリュッセルの文壇に対抗する手段として、まずワロニーで受容されている。本発表では、ブリュッセルに対してアイデンティティーを 獲得するにあたり、ワロニーにおいて象徴主義がどのように受容されたかを概観し、ワロニーで展開した象徴主義絵画の見逃された側面といえる 「ヴェルヴィエ派」に光を当て、そこで「ワロニー的」とされた要素を探る。 第41回研究会〔2012年11月11日(日)〕 吹田映子「ルネ・マグリットの講演「生命線」と油彩画《彼岸》―陰を経て光の下に見出す〈生〉のイメージ」 ルネ・マグリットが1938年に行なった講演「生命線」は、問答形式を備えた新たなイメージの探究方針がその中で表明されたという点において重要視されている。先行研究の多くはこの探究方針を取り上げてきたが、講演そのものが総体的にアプローチされることはなかった。しかし近年ミシェル・ドラゲにより、「生命線」における〈光と陰〉の主題の存在が着目され、以後の創作をとおしたこの主題の展開を考慮に入れることによって「生命線」の重要性を捉える視点が示されている。本発表はこの視点を踏まえ、より包括的かつ詳細に講演原稿の内容を考察することで、原稿を執筆する過程においてマグリットがいかに〈光と陰〉を主題化し、これを自らの創作の根本に位置づけようとしていたかを明らかにするものである。そのなかで浮かび上がるのは執筆と同時期に制作された油彩画《彼岸》の存在であり、そこに描き出された〈生(=光)〉の空間は「生命線」の基調をなすヴィジョンとして理解される。 第41回研究会〔2012年11月11日(日)〕 三田順「ベルギーにおけるドイツ語文学─〈境界地〉におけるアイデンティティーの探求─」 ベ ルギーのドイツ語話者は総人口の一パーセント以下を占めるに過ぎないが、オランダ語、フランス語と並ぶ公用語の一つであり、戦後ベルギーが連 邦制へ移行するに当たって「ドイツ語話者共同体」が設立されたことで文化的にかなりの自治権を得ている。本発表ではベルギーとドイツの境界地 にあって20世紀に複雑な歴史を辿ったドイツ語地域の背景を紹介しながら、ベルギー・ドイツ語 文学がどのように文化的アイデンティティーを獲得しようとしてきたか、その変遷を概観する。 第37回研究会〔2012年5月27日(日)〕 野崎次郎「ベルギーと言語戦争 La Guerre des Langues en Belgique」 「現在のベルギー」では北部のオランダ語地域と南部のフランス語地域との間で「言語戦争」が起きていると一般には説明されている。しかしその実態はどのようなものなのだろうか。そこにいたる歴史的経緯はいかなるものだったのか。その再確認を踏まえながら、そもそも「一国」における「公用語」「国語」とはなんであるのか、さらに「一国」とは言語にとってどのような制度であるのか、言語との関係で「一国」の存在を考えることの有効性はどのような限りでなのか、などについてアプローチしたい。 「一国に一国語」という考えが近代の「国民=国家」の時代では一般的とされているが、ここには陥穽はないのか。多言語・多文化社会状況が進展しつつある「地球規模での人的移動の時代」「移民の時代」ともいうべき21世紀において、それはどのような問題として提起し直されるであろうか。EU統合。東アジア共同体。そのような時代において言語教育はどのように進められねばならないのだろうか。このような視点からは複言語・複文化の個人の育成が目指されるべきであろうか。 フランス語が他の言語と並ぶ一言語 (une langue parmi d’autres) であるという視点とともに、他方で、フランス語は特権的言語 (une langue privilégiée) としての役割を歴史的に果たしてきた。フランス革命、「歴史的ベルギー」、「フランス現代思想」などなど。 以上のように一見矛盾して見えるかもしれない言語のもつ両面的な性格を尊重した言語教育が求められている、そのことをベルギーの事例が示唆しているように思える。 中條健志「「フランコフォニー」としてのベルギー―OIF(フランコフォニー国際機関)における活動からの考察―」 本報告の目的は、OIF加盟国(1970年~)としてのベルギーのこれまでの活動を、連邦議会でなされた議論を資料として分析し、「民主主義や人権などの普遍的な思想とフランス語を分かち合う、世界中のあらゆる文化圏に属する国・地域の総体」として設立されたOIFにおいて、「フランス語圏」の地域であることがどのように主張され、「フランコフォニー」の組織化がどのように重要視されてきたのかについて考察することである。とりわけ、1986年から開催されているフランス語圏サミットへの参加をめぐる議論を事例とすることで、フランス語圏アフリカに対する、ベルギーの政治的な立場を明らかにする。 第36回研究会〔2012年4月29日(日)〕 大迫知佳子「ベルギー王立図書館「F. -J. フェティスコレクション」所蔵の資料について」 フランソワ=ジョゼフ・フェティス(François-Joseph Fétis 1784-1871)は、19世紀に活躍したベルギー出身の音楽家である。フェティスは、1832年に設立されたブリュッセル音楽院の初代院長として、体系的な音楽教育の確立に尽力する傍ら、宮廷礼拝堂楽団の楽長、音楽理論家、作曲家、音楽学者、歴史研究家、批評家として独立後のベルギーの音楽文化再興をほとんど独裁的に成し遂げた。彼が生涯、自身の研究のために収集した蔵書は、彼の死後ベルギー政府によって購入され、ベルギー王立図書館音楽部門に「F. -J. フェティスコレクション」として整理・保存されている。 本発表は、フェティスが著した理論教科書を巡ってなされたパリ・ブリュッセルにおける理論家達の対立の要因を解明するために、2012年2月に実施した王立図書館への調査報告である。中でもとりわけ、フェティスの手稿譜と、ルイジ・ケルビーニ著『対位法とフーガ教程』(1835年)内に複数添付された筆者不明のメモとの関係について、検討を行う。 今中舞衣子「ポール・オトレの思想とムンダネウム」 国際十進分類法の考案者のひとりであり、情報科学の父とよばれるポール・オトレの思想は、ながらくのあいだ不当に無視されてきた。知識そのものの編纂ともいえる彼の壮大な実験は、ル・コルビュジェら複数の建築家が関わり構想された世界都市計画を例として、衰退の歴史を辿ってきた。 ところが最近になって、関連資料のアーカイヴ・展示室としてベルギーのモンスに現存するムンダネウムがグーグルと協力関係を結ぶなど、インターネットの予言者としてのオトレの思想が注目されはじめている。 本発表では、オトレの先見的な思想と多岐にわたる活動を、ムンダネウムで入手した資料および参考文献をもとに概観する。そして、オトレの20世紀前半の「衰退」の理由と21世紀インターネット時代における「注目」の理由を、知識の共有と情報のハイパーメディア化という視点から考察する。 正躰朝香「ヨーロッパにおける多様性の『尊重』と『管理』」 「多様性の中の統合」(united in diversity)を標榜し、法の支配のもと自由で平等な共同体の構築を目指してきたヨーロッパは、域内に抱える様々な次元の文化的多様性の問題にどのように対処しようとしてきたのか。最近のヨーロッパでみられる明らかに不寛容な異文化への姿勢は、その理念を放棄したことを表すのだろうか。 本報告では、ヨーロッパが抱える多様性の問題を整理し、近年深刻な問題となりつつある領域的背景をもたない文化に対する欧州の扱いを、これまでの領域に根ざした文化の多様性の扱いと比較検討する。EUで進む移民政策の共通化が、現実には入域管理政策の共通化にほぼ限定されている現状と、社会統合政策の不備がもたらす各国における移民への不寛容な動きの連鎖に焦点をあて、ヨーロッパにおける多様性の尊重と拒絶の相克を明らかにしようと試みる。 第35回研究会〔2012年3月7日(水)〕 三田順「カーレル・ヴァン・デ・ウーステイネとヴラーンデレン・アイデンティティ」 ベルギーにおいて象徴主義はフランス語話者の間で積極的に受容され、象徴主義の生まれたフランス以上の盛り上がりを見せるが、そこで大きな役割を果たしたのがフランス人にとっての「北国」であるベルギーの作家の作品が醸し出す「北方性」であり、これはフランス文学に対するベルギー・フランス語話者文学のアイデンティティーの重要な拠り所となっていた。他方、フランス語話者に十年余り遅れて登場したオランダ語圏の象徴主義を代表するカーレル・ヴァン・デ・ウーステイネはそうした地域性に否定的な見解を示し、ベルギー象徴派を高く評価していない。本発表ではこのヴァン・デ・ウーステイネの作品に、ベルギーにおけるオランダ語話者としてのアイデンティティーと結びついた地域性が指摘できないのかを探る。 井内 千紗「19世紀後半ブリュッセルにおけるフランデレン文化の振興―王立フランデレン劇場設立をめぐって―」 王立フランデレン劇場(Koninklijke Vlaamse Schouwburg)は1887年に設立された、ベルギー独立後初めてオランダ語の専用劇団をもつブリュッセルの劇場である。この劇場は当時の国王レオポルト二世が王室史上初めてオランダ語で演説を行った場所でもあり、ブリュッセルにおけるフランデレン運動の一つの成果を示している。ブリュッセルでは1850年代以降、カッツ、ヴァンデ・サンデおよびミュルダースの主導によって、オランダ語の作品を上演する劇場に対し公的援助を求める運動が次々と起こった。3人の運動はいずれも失敗に終わったが、1860年にブリュッセル市長の要請で始まった二言語併用を原則とする「国民劇場(Nationaal Theater)」構想に、1869年以降大きな影響をあたえることとなる。そして最終的には1887年にブリュッセルの助成を受けて「フランデレン劇場」が、その完成型として誕生する。本発表ではブリュッセル市がベルギー国民のための劇場創設を目指した結果、フランデレン劇場を設立するに至ったその過程に注目することで、当時のブリュッセルにおけるフランデレン文化振興の一側面を見ていく。 ハネ・オステイン「現代ベルギーにおける〈tussentaal〉について」 ベルギーのオランダ語は転機を迎えている。オランダ語でも立場や出身地によって言葉遣いは 当然異なるが、ベルギーでは現在この使用域に大きな変化が認められる。オランダとベルギーではもともと同じ標準オランダ語が使用されてい るが、口語レベルではオランダのオランダ語とベルギーのオランダ語の差違が広がってきている。 本発表では、まずベルギーにおけるオランダ語の標準語化の歴史とその際影響を与えた要素に ついて概説する。その後、現在のベルギーで広く使用されている「tussentaal」 という現象を取り上げ、この言語の有する新しい使用域の特徴を解説する。そしてテレビの字幕を例に、「tussentaal」の発展が実際にどのように反映されているのかを考察し、この現象を 巡るオランダ語学者の様々な見解、および今後の展望を紹介する。 第34回研究会〔2012年1月29日(日)〕 中筋朋「メーテルランクの一幕劇にみる19世紀末の 劇 の質的変化―「日常の悲劇」と筋の内面化をめぐって―」 モーリス・メーテルランクが1890年代に発表した一幕劇は、現代演劇を考えるうえでも非常に示唆的である。これらの短い戯曲は20世紀後半になってからあらためて注目されるようになり、2002年にはテクノロジーを駆使した生身の役者を用いない上演もおこなわれ話題になった。メーテルランクの初期の劇作品は、イプセン、ストリンドベリらの戯曲とともに19世紀末の「ドラマの危機」を体現した作品として再読されてきた。本発表では、メーテルランクの作品のみを対象とすることでより精緻な分析をおこない、一幕劇が単なる劇の長さの変更ではなく、劇の筋の質的な変化であることを明らかにしていく。それを通じて、19世紀末の演劇の変化を「ドラマの危機」——ひいては終焉——ではなく、「ドラマの変容」として捉えなおす。具体的な作品としては『忍び入るもの』、『群盲』(ともに1890年)、『室内』(1894年)をあつかい、「静劇」と称されるこれらの作品から、逆説的な動性をひきだしていく。 的場寿光「ラウール・セルヴェ『タクサンドリア』―「偽りのイメージ」から「運動=イメージ」へ」 1832年、ベルギーの物理学者ジョゼフ・プラトーによって発明された「フェナキストスコープ」は、網膜残像とストロボ効果によって静止画があたかも動いているようなアニメーション効果を生じさせるものであった。映画及びアニメーションの原理とも見なされるこの装置は、そのギリシア語の語源(« fausse image »「偽りの映像」)が示すように、観るものを大いなる驚異をもって幻惑した。ベルギーを代表する現代アニメーション作家ラウル・セルヴェを魅了し、創作の原動力となっているもの、この「不動のもの」によって生み出される「運動」への単純な驚きであるといえよう。アラン・ロブ=グリエとの共同シナリオによる『タクサンドリア』で、主人公の少年が描き出す幻想的な世界には時間が存在しない。この「永遠の現在」の単調さを逃れようという少年の欲望は、不動のイメージから運動=イメージへと向かうアニメーションの原理そのものと重なり合っていると言えるだろう。 第33回研究会〔2011年12月25日(日)〕 加来奈奈「16世紀平和条約における南ネーデルランドが担う“仲介国家“についての考察—1529年カンブレ平和条約施行における交渉人ジャン・ド・ル・ソーの機能—」 16世紀前半のネーデルランドは神聖ローマ皇帝カール5世の支配のもと、その中央機関から派遣された使節は、フランスやイングランドとの外交交渉で重要な役割を果たした。近年では、彼らについて神聖ローマ帝国大使やスペイン大使といった視点からでなく、ネーデルランド大使といった視点で彼らの活動や帰属問題についての研究がなされている。外交の定義が不明瞭な時代であるということや、ネーデルランドの領域的立場の曖昧さから、ネーデルランドからの使節を外交官としての職務を厳密に論ずるより、“仲介人”または“交渉人”としての機能に注目したい。1529年神聖ローマ皇帝とフランス王との間にカンブレ平和条約が結ばれた。その施行のために派遣されたネーデルランド使節ジャン・ド・ル・ソーの任務を検討することで、彼がネーデルランド中央機関の代表者として、皇帝とフランス王との間を仲介した一つの役割をみることができる。 第32回研究会〔2011年10月23日(日)〕 木戸紗織「多言語社会ルクセンブルクにおける言語使用 ―領域を手がかりとして―」 ルクセンブルク研究は歴史の浅い分野だが、一昨年ワルシャワで開かれた世界ゲルマニスト会議において「ルクセンブルク学」として一つのセクションが設けられるほど体系化されてきた。日本には少なくとも5名の研究者がおり、言語学的にはルクセンブルク語の正書法および語の屈折に関する研究、教育面では移民的背景を持つ児童の教育に関する研究、そして社会言語学的な側面から言語法と国民意識に関する研究など、その対象は多岐にわたっている。こういった研究は、まず『ルクセンブルクは多言語社会だ』という認識の上に成り立っている。確かにルクセンブルクは三言語を話すという点で多言語国家ではあるが、しかし逆にヨーロッパで多言語国家といえば、ルクセンブルクではなく、多くの場合スイスやベルギーが挙げられる。そこで、本発表の目的は、第一に、多言語国家としてしばしば言及されるスイスやベルギーと比べて、ルクセンブルクの多言語性にはどのような特徴があるのか、そして第二に、従来の多言語社会に関する研究と比べてルクセンブルクの研究はどのような意義があるのか、を検討することである。 石部尚登「ベルギーにおける言語政策と言語の領域性認識の関係」 ヨーロッパで人々の言語観を長らく支配してきた言語の領域性認識は、古くは国民国家建設のための国民統合政策、多言語国家では言語対立を調停するための政策、また近年では地域語や少数言語の復興政策など、様々な形で、多くの国々で政策に取り込まれてきた。なかでもベルギーは、20世紀の前半より言語政策で言語の領域性に中心的な役割を与えてきた。現在では国家制度の基礎となっているほどに、両者の結び付きが強い国家である。 本報告では、そのベルギーの言語政策を事例として、両者の関係が、単に言語の領域性認識が政策利用されるだけのものではなく、それが政策的な実体とされることで、その認識の構造自体に変化がもたらされる相互作用的な関係であることを示す。具体的には、言語の領域を確定する際に必然的に生じる言語境界線に着目し、ベルギーの言語政策における言語境界線の政策的利用の歴史、およびそれに伴う言語領域性の認識の変遷を考察する。 大場茂明「ハンブルク・ザンクトパウリにおける地区再生 ―衰退地区からトレンディ・エリアへ―」 人口総数の減少、高齢化率の上昇にともなう都市の縮退(Shrinking City)現象への対応は、欧米の先進工業国における共通の政策課題として近年注目されている。ドイツにおける都市縮退問題の認識は、「東の縮退」から「西の縮退」へ、さらには「成長地域での地区縮退」へと、その焦点が今日では徐々に移行しつつある。しかも、ミクロレベルで見れば成長と縮退は隣り合わせであり、衰退コミュニティが市内の特定地域にモザイク状に出現する一方で、かつての衰退地区がそのイメージを一新し、再び活き活きとした街の賑わいを取り戻したケースも、少数ながら存在している。本報告では、そうした事例の一つであるハンブルク市、ザンクト・パウリ(St. Pauli)地区を対象にして、典型的なインナーシティの衰退現象がみられたこの地区が、広告業・IT産業従事者、芸術家、ジャーナリストといったクリエィティヴで所得の安定した若者や学生層に人気のトレンディな地域(ドイツ語では"Szenenviertel")として再発見・活性化されていく過程の中で、行政や地元関係者(アクター)が行った取り組みを考察していくことを通じて、都市縮退時代におけるコミュニティ再生のあり方を改めて検討するものである。 第31回研究会〔2011年9月25日(日)〕 野崎次郎「Lara Fabianとベルギー的なるもの」 0) ララ・ファビアンはベルギー出身で、カナダでデビューし、その後フランス語圏、英語圏で支持されている歌手である。最初、フランスでデビューしようとしたが果たされず、カナダに渡り、デビューを果たし、支持層をヨーロッパから、ロシア、アフリカへと広げていった。 1) ララ・ファビアンの生い立ち。経歴が興味深い。ベルギー人の父(フランドル系)とイタリア人の母(シチリア系)とのあいだにベルギーで生まれ(1970)、5歳までシチリアで過ごし、8歳の時から10年間、ベルギー王立音楽学校で音楽を学び、1991年からケベックに渡り、そこで市民権を得、自分自身のレーベルを立ち上げた。マルチ・リンガルな状況に育った、複言語・複文化の人のといえる。 1-1) ララ・ファビアンはSerge Lama (1943- , Bordeaux) の曲 ‘Je suis malade’(1973)(私は病気)をカバーしている。この曲は Dalida がカバーすることで有名になったが、 ララ・ファビアンのカバーで圧倒的に人気が出た。この3人の歌を聞き比べ、ララ・ファビアンのイメージをまずつかんでもらいたい。 1-2) ‘Je suis malade’ を YouTube で聞き比べる。Dalida, Serge Lama. 1-3) デビューの頃。フランスでデビューしようとしたがかなわなかった。なぜなのか? そこにベルギー性が見られるか? 2) 世界的なデビューのきっかけとなった’La différence’(違い)と「文化多様性条約」(2005) マイノリティーへの敬愛。 2-1) 多言語・多文化主義 ある社会にいくつもの言語・文化が並存。 複言語・複文化主義 ある社会にすむ個人がいくつかの言語・文化を理解。 第30回研究会〔2011年8月20日(土)~8月23日(火)〕 鈴木義孝「「ベルギー」についてー辞書での表記を中心に」 「ベルギー」という日本語での国名は、オランダ語、フランス語、英語、ドイツ語などのヨーロッパの言語での発音と異なっている。本発表では、日本語において、カタカナ表記「ベルギー」と漢字表記「白耳義」が、いつどのようにして使われ始めたのかということとその表記の変遷を18世紀後半以降、日本で出版された辞書での表記を中心に見ていく。時代をさかのぼる形で、明治期の国語、英語辞書の表記を確認し、江戸時代に出されたオランダ語、フランス語、英語の辞書での表記へとさかのぼりつつ、「ベルギー」がどのように表記され、いつ使われ始めたのかということを考察する。また、漢字表記「白耳義」に関しては、19世紀半ばから20世紀にかけて中国で出版された英華辞書の表記の考察もあわせておこなう。 井内千紗「修辞家集団(rederijkerskamer)について」 修辞家集団(rederijkerskamer)とは、中世後期(15世紀~)ネーデルラント地方の各都市で活動した文芸サークルである。16世紀が最盛期といわれ、その時期にはネーデルラントのほぼ全都市に少なくとも一つの修辞家集団があったとされる。修辞家集団は戯曲や詩を創作し、祝祭の場などで演劇を披露したり、その都市に来訪する高官を歓迎する行列や宗教行列、オメガングにも参加した。さらに3年に1度は各地の修辞家集団が集まり、ラントユウェール(landjuweel[地の宝])と呼ばれる演劇コンクールを開催していた。本発表では彼らの活動を当時の修辞家集団の様子を描いた絵画、版画等を参照しながら紹介し、当時の社会的影響力について考える。また、今日まで活動が継承されているブリュッセルの修辞家集団に触れ、フランデレンの文化政策における修辞家集団の現在の位置づけも紹介する。